6月19日情報

■市况概説=東鉄、6月19日から全拠点で500円下げ。米国・コンポジット価格は235.00㌦。一段安のあと横ばい。関東湾岸はジリ下げが続く H2・28,000~28,500円

■東鉄、6月19日から全拠点で500円下げ(6月18日)=東京製鉄は6月19日から全拠点で全品種500円を値下げした。ただ田原工場の新断類は1,000円下げとした。この結果、6月19日以降の特級価格は、宇都宮28,000円、田原28,500円、岡山27,500円、九州28,500円、高松26,500円となる。4月5日以降の連続下げで、田原の下げ幅は6,500円(35,000円→28,500円)、岡山は6,000円(33,500円→27,500円)となった。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■米国・コンポジット価格は235.00㌦。一段安のあと横ばい(6月18日)=6月17日付け東部3都市・コンポジット価格(HMS1)は235.00㌦で前の週に28.33㌦と大きく下げたあと、新たな動きなく同値の横ばい。内陸部のピッツバーグ240.00㌦、シカゴ230.00㌦、港湾都市フィラデルフィア235.00㌦。(単位はロング㌧当たり=1,016kg)

■トルコ向け貿易市場は大幅下げ(6月17日)=6月14日付けのトルコ向け指標価格は米国玉で289.10㌦、欧州玉283.65㌦で先週7日に比べ約20~21㌦下落した。アメリカで国内鉄スクラップ相場の下落が伝えら、トルコ国内でも丸棒需要は低迷。トルコ向けの売りオッファーが殺到。供給過剰で関係者はさらに下押す公算が大きいと見ている。

■アメリカ国内相場は下押す(6月17日)=直近の米国棒鋼市況は、6年ぶりの高値だった3月のピークから6%弱値を下げた。鉄スクラップの6月建値は前月比30~40㌦の大幅安となった。これを受け、6月11日付け米国・コンポジット価格(HMS1)は前週から28.33㌦下落(235.00㌦)した。季節要因による発生増(雪解けで冬期滞留玉が動く)や消費後退(夏期電力規制による減産)から夏場にかけ弱含みと見る関係者が多い。

■関東湾岸はジリ下げが続く H2・28,000~28,500円(6月17日)=関東湾岸や地場相場はジリジリと下げている。主要埠頭の足元相場は、H2で28,000~28,500円(前週比500円安)、HS・31,500~32,500円(同・500円安)、新断バラ31,000~31,500円(同・500円安)気配。▽新断バラは韓国の現代製鉄の配船先延ばしから販路が狭まっている。またHSも同様で、上級スクラップは低調、弱含み気配。

■鉄鉱石スポット価格、104.15㌦、今年最高値圏続く(6月18日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)6月17日は104.15㌦。14日105.79㌦(今年最高値)。13日103.74㌦。12日102.92㌦。11日100.92㌦で100㌦台が続いている。▼5月平均は97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近最安値は15年12月39.77㌦。

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値、6月15日から全品種5000円下げ(6月15日)=大同特殊鋼・知多工場建値は6月15日から、新断29,500円(500円下げ)、HS・25,000円(500円下げ)、H2・24,000円(500円下げ)、ダライ粉14,000円(500円下げ)とした。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■関西鉄源連合会、共同輸出入札H2・FAS28,050円(6月14日)=関西鉄源連合会は6月14日、輸出入札を行い丸紅テツゲンが28,050円(5,000㌧)落札した。二番札は27,500円でアラエ商会、エコネコル(同値)。応札は8社40,200㌧、積み期は7月1日~31日まで。

■LME鉄スクラップ先物相場(6月18日) ▽6月17日・先物1ヶ月=290.0㌦(前日295.0㌦)。2ヶ月=289.0㌦(292.5㌦)。3ヶ月=288.0㌦(289.5㌦)。6ヶ月=287.0㌦(288.5㌦)。12ヶ月=274.5㌦(283.0㌦)。

■鉄源協会調べ・H2相場(6月第2週)=関東27,833円(先週27,833円。前年同週35,333円)。▽関西29,250円(先週29,500円。前年同週33,375円)。

■異形棒鋼価格(同・6月第2週)=東京74,000円(前週74,000円)。▽大阪68,000円(前週68,000円)

スクラップ関連

■鉄リサイクル工業会、第6代会長に伊藤弘之・大成金属社長を選出=日本鉄リサイクル工業会は6月16日、神戸ポートピアホテルで第44回通常総会と第31回全国大会を開催した。鈴木徹会長の辞任に伴い、伊藤弘之副会長(中部支部長)が新会長に選出された。▽伊藤新会長は中国の資源性廃棄物の輸入規制強化に起因する国内の処分場不足や鉄スクラップの品質低下に対処するため、「品質改善特別委員会」を立ち上げると言明した。

東鉄、7月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)全品種3000―5000円下げ(19/6/18・産業新聞)=東京製鉄は17日、7月契約分の鋼材販売価格(店売り)を全品種で引き下げると発表した。値下げ幅は品種別でトン当たり3000~5000円。販売建値(ベースサイズ、オン・トラ、メーカーネット)はホット・コイル69,000円、異形棒鋼64,000円(5,000円下げ)、H形鋼85,000円(4,000円)、熱延鋼板76,000円(3,000円下げ)。東鉄による全品種値下げは16年10月契約以来2年9カ月ぶり(33カ月ぶり)。同社は同契約分以降で値下げを行っておらず、2年9カ月ぶりの値下げ実施となる。

愛知県、ヤード規制条例案(19/6/4・朝日新聞)=愛知県は6月3日、自動車解体施設規制条例案を、6月県議会定例会に提出すると発表した。条例案によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。条例が成立すれば15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。条例案は6月定例会に提出され、成立すれば12月1日から施行される。 e