6月26日情報

■市况概説=東鉄、26日から全拠点で500~1,000円下げ。米国・コンポジット価格は235.00㌦。横ばい(6月25日)。ロシア、鉄スクラップ輸出を規制。

■東鉄、26日から全拠点で500~1,000円下げ(6月25日)=東京製鉄は6月26日から田原、九州、高松の3拠点で全品種1,000円、岡山、宇都宮で全品種500円値下げした。26日以降の特級価格は、宇都宮27,000円(500円下げ)、田原27,000円(1,000円下げ)、岡山26,500円(500円下げ)、九州26,500円(1,000円下げ)、高松25,000円(1,000円下げ)となる。4月5日以降の連続下げで、田原の下げ幅は8,000円(35,000円→27,000円)、岡山は7,000円(33,500円→26,500円)となった。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■米国・コンポジット価格は235.00㌦。横ばい(6月25日)=6月24日付け東部3都市・コンポジット価格(HMS1)は235.00㌦で前週の横ばい。内陸部のピッツバーグ240.00㌦、シカゴ230.00㌦、港湾都市フィラデルフィア235.00㌦。(単位はロング㌧当たり=1,016kg)

■鉄鉱石スポット価格、109.36㌦、今年最高圏が続く(6月25日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)6月24日は109.36㌦。21日は110.62㌦の今年最高値。20日109.70㌦。19日107.50㌦。▼5月平均は97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近最安値は15年12月39.77㌦。

■トルコ向け貿易市場は続落(6月24日)=6月20日付けのトルコ向け指標価格は米国玉で278.56㌦、欧州玉273.10㌦で先週14日に比べ約10㌦続落した。アメリカでは国内鉄スクラップ相場の下落見通しが伝えら、トルコ国内でも丸棒需要は低迷。関係者はさらに下押す公算が大きいと見ている(弱気要因)。

■アメリカ国内相場は先行き下落予想も(6月24日)=鉄スクラップの6月建値は前月比30~40㌦の大幅安となった。7月建値もさらに10~20㌦の続落が予想されている。季節要因による発生増(雪解けで冬期滞留玉が動く)や消費後退(夏期電力規制による減産)から夏場にかけ弱含みと見る関係者が多い(弱気要因)。

■ロシア、鉄スクラップ輸出を規制(6月24日)=関係者によれば、ロシア政府は7月から鉄スクラップ輸出規制の方針。海外流出を規制することで国内産業を保護する狙いと見られる。ロシアの昨年(18年)輸出は550万㌧。トルコ向け248万㌧(45%)、韓国93万㌧(17%)などで、貿易相場に影響する(強気要因)。

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■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値、6月22日から一律500円下げ(6月22日)=大同特殊鋼・知多工場建値は6月22日から、新断28,000円(500円下げ)、HS・24,000円(500円下げ)、H2・23,000円(500円下げ)、ダライ粉13,000円(500円下げ)とした。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■関東湾岸は約2年ぶりの安値 H2中心値27,000円(6月21日)=テックスレポートによれば、関東湾岸や地場相場は、約2年ぶりの安値。主要埠頭の足元相場は、H2・27,000円中心で、26,500円の安値も聞かれる。HS・30,500~31,000円、新断バラ29,500~30,000円前後。東鉄の19日からの値下げや海外安から「目立つのは弱含み要因ばかり」の状況。▽新断バラは韓国の現代製鉄の配船先延ばしから販路が狭まっている。またHSも同様で、上級スクラップは低調、弱含み気配。

■東鉄、米国産鉄スクラップが入着(19/6/21・産業新聞)=米国産鉄スクラップが20日、東鉄・岡山工場に入着した。HMS(80・20)約1万3500トンと、シュレッダー約1万8500トンの合計約3万2000トン。岡山と田原工場で荷揚げする。

■LME鉄スクラップ先物相場(6月25日) ▽6月24日・先物1ヶ月=289.0㌦(前日289.0㌦)。2ヶ月=298.0㌦(293.0㌦)。3ヶ月=299.0㌦(293.0㌦)。6ヶ月=299.0㌦(300.0㌦)。12ヶ月=293.0㌦(289.0㌦)。

■現代製鉄、H2・28,000円FOBでビッド。1年11ヶ月ぶりの安値(6月20日)=テックスレポートによれば、現代製鉄は6月20日、日本産鉄スクラップのビット(買い呼び値)価格を前回から1,000~2,000円下げた。H2は28,000円FOB、H1・29,000円FOBでいずれも1,000円下げ。シュレッダー、HSが31,000、新断バラと同プレス32,000円でいずれも2,000円下げ。H2と新断の格差は年初8,000円だったが、足下では4,000円と半分まで縮まった。▽韓国向けの輸出相場は17年7月以来1年11ヶ月ぶりの安値に後退し、なお下げ止まり感は見えない。

■鉄源協会調べ・H2相場(6月第3週)=関東27,500円(先週27,833円。前年同週34,500円)。▽関西28,250円(先週29,500円。前年同週33,375円)。

■異形棒鋼価格(同・6月第3週)=東京74,000円(前週74,000円)。▽大阪68,000円(前週68,000円)

スクラップ関連

■5月粗鋼生産868万㌧、前年同月比4.6%減(6月21日鉄連hp)=銑鉄生産654.0万㌧(前月比1.4%増、前年同月比3.9%減)。粗鋼生産867.6万㌧(前月比0.3%増、前年同月比4.6%減)で前年同月比は9カ月連続の減少。1日当たり粗鋼生産は28.0万㌧。▽炉別は転炉鋼658.7万㌧(前月比1.5%増、前年同月比4.4%減)、電炉鋼208.8万㌧(前月比3.2%減、前年同月比5.3%減)。鋼種別生産は、普通鋼661.0万㌧(前月比0.2%増、前年同月比2.4%減)、特殊鋼206.5万㌧(前月比0.6%増、前年同月比11.1%減)。▽熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は738.9万㌧(前月比1.8%減、前年同月比6.2%減)で前年同月比では11カ月連続の減少。普通鋼熱間圧延鋼材生産は574.3万㌧(前月比2.7%減、前年同月比5.5%減)。特殊鋼熱間圧延鋼材生産は164.7万㌧(前月比1.7%増、前年同月比8.7%減)。

http://www.jisf.or.jp/data/seisan/month.html

愛知県、ヤード規制条例案(19/6/4・朝日新聞)=愛知県は6月3日、自動車解体施設規制条例案を、6月県議会定例会に提出すると発表した。条例案によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。条例が成立すれば15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。条例案は6月定例会に提出され、成立すれば12月1日から施行される。

■鉄リサイクル工業会、第6代会長に伊藤弘之・大成金属社長を選出=日本鉄リサイクル工業会は6月16日、神戸ポートピアホテルで第44回通常総会と第31回全国大会を開催した。鈴木徹会長の辞任に伴い、伊藤弘之副会長(中部支部長)が新会長に選出された。▽伊藤新会長は中国の資源性廃棄物の輸入規制強化に起因する国内の処分場不足や鉄スクラップの品質低下に対処するため、「品質改善特別委員会」を立ち上げると言明した。