7月9日情報

■市况概説=異形棒鋼価格(同・7月第1週)=東西価格共にピークアウト。2週連続下げ。

■異形棒鋼価格(同・7月第1週)=東西価格共にピークアウト。2週連続下げ。鉄源協会調べによれば、東京72,000円(前週73,600円)。▽大阪67,000円(前週67,400円)

■鉄源協会調べ・H2相場(7月第1週)=関東25,500円(先週26,500円、前年同週33,833円)。▽関西25,625円(先週26,875円。前年同週33,375円)。

■鉄鉱石27日のスポット価格113.83㌦へ後退(7月8日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)7月5日は113.83㌦。4日117.79㌦。3日は今年最高値の119.51㌦から後退した。▼6月平均は104.33㌦。14年5月の100.65㌦以来5年ぶりの大台乗せ。5月平均は97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近最安値は15年12月39.77㌦。

■東鉄、7月5日から全拠点で500~1,000円下げ(7月4日)=東京製鉄は7月5日から九州工場は全品種1,000円、その他4拠点は500円値下げした。5日以降の特級価格は、宇都宮26,000円(500円下げ)、田原26,000円(500円下げ)、岡山25,500円(500円下げ)、九州25,000円(1,000円下げ)、高松24,000円(500円下げ)となる。4月5日以降の連続下げで、田原の下げ幅は9,000円(35,000円→26,000円)、岡山は8,000円(33,500円→25,500円)となった。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■現代製鉄、H2・27,000円FOBでビッド(7月4日)=テックスレポートによれば、現代製鉄は7月4日、日本産鉄スクラップのビット(買い呼び値)価格を前回(6月20日)から1,000円下げた。H2は27,000円FOB、H1・28,000円FOB。シュレッダー、HSが30,000、新断バラと同プレス31,000円でいずれも1,000円下げ。H2と新断の格差は年初8,000円だったが、足下では4,000円と半分まで縮まった。

■関西鉄源、輸出・入札H2・FAS27,210円で成約(7月2日)=関西鉄源連合会は7月2日第83回の共同輸出入札を行い、エコネコルがH2・FAS27,210円で5,000㌧成約した。応札は8社35,500㌧。二番札は27,080円の丸紅テツゲンで1番札とは130円差だった。積み期は7月10日~8月10日。

■トルコ向け貿易市場は15㌦反発(7月1日)=6月28日付けのトルコ向け指標価格は米国玉で293.98㌦CFR、欧州玉288.52㌦CFRで先週20日に比べ約15㌦反発・浮上した。強気材料が見当たらないなかでの突然の反転・浮上のため、「一時的な上昇」か、否か、関係者からは気迷い感も伝えられる。

■アメリカ国内相場は先行き下落予想(7月1日)==鉄スクラップの6月建値は前月比30~40㌦の大幅安。7月建値も前月比10~20㌦の続落が予想されている。ただ輸出相場が上記のとおり急反発したため、秋口以降の「反発」期待もでてきた。季節要因による発生増(雪解けで冬期滞留玉が動く)や消費後退(夏期電力規制による減産)から夏は弱含みと見る関係者が多い(弱気要因)。

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値、6月29日から一律500円下げ(6月29日)=大同特殊鋼・知多工場建値は6月27日の1,000円下げに続いて29日から500円下げ、新断26,500円、HS・22,500円、H2・21,500円、ダライ粉11,500円とした。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■LME鉄スクラップ先物相場(7月8日) ▽7月5日・先物1ヶ月=302.0㌦(前日310.0㌦)。2ヶ月=302.5㌦(310.5㌦)。3ヶ月=304.5㌦(309.0㌦)。6ヶ月=308.0㌦(305.5㌦)。12ヶ月=298.0㌦(295.0㌦)。

スクラップ関連

■日本製鉄、値上げに「東鉄ショック」(19/6/28・日経新聞)=7月出荷分からの鋼材値上げ方針を打ち出した日本製鉄に立ちはだかる壁がある。7月契約分から鋼材価格を引き下げる東京製鉄だ。株式市場は「東鉄ショック」の様相を呈している。▽日本製鉄が値上げを決断した主因はコスト増。鉄鉱石など原料は1月のブラジル鉱山事故を機に前年同期比5割近く上がり、耐火物など資材費や物流費も上昇した。▽一方、東京製鉄は7月契約分からの鋼材価格は全種引き下げると発表。日本製鉄が5000円の値上げを表明した薄板は、逆に5000円値下げする。東鉄の値下げは2年9カ月ぶりだ。同社は鉄スクラップが主原料だ。鉄スクラップ価格は米中貿易摩擦などの影響で需給が緩んでおり下落傾向にある。

愛知県、ヤード規制条例案(19/6/4・朝日新聞)=愛知県は6月3日、自動車解体施設規制条例案を、6月県議会定例会に提出すると発表した。条例案によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。条例が成立すれば15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。条例案は6月定例会に提出され、成立すれば12月1日から施行される。