7月22日情報

■市况概説=前日相場と大勢は変わらず。国内は「需要に見合った生産」で需給と相場レベルは低位安定。関東湾岸はH2・25,500~26,000円で下げ止まり感も。

■鉄鉱石のスポット価格117.02㌦(7月19日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)7月18日は116.38㌦。17日117.02㌦。3日の119.51㌦が今年最高値。▼6月平均は104.33㌦。14年5月の100.65㌦以来5年ぶりの大台乗せ。5月平均は97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近最安値は15年12月39.77㌦。

■LME鉄スクラップ先物相場(7月19日) ▽7月18日・先物1ヶ月=299.5㌦(前日295.0㌦)。2ヶ月=302.0㌦(303.0㌦)。3ヶ月=303.0㌦(307.5㌦)。6ヶ月=302.5㌦(309.0㌦)。12ヶ月=293.0㌦(290.0㌦)。

■関東湾岸はH2・25,500~26,000円で下げ止まり感も(7月18日)=テックスレポートによれば、関東鉄源協同組合の10日入札価格(H2・FAS28,060円)が炉前価格を2,000円も上回ったことで、先安感が後退するとともに底値感がでてきた。主要埠頭の足元相場は、H2・25,500~26,000円中心。東鉄・宇都宮は7月5日から5000円下げて26,000円だが、以来2週間も動いていない。

■大阪金属リサイクル、H2・FAS27,400円で輸出(7月16日)=大阪金属リサイクル工業協同組合は16日、輸出入札を行いH2・FAS27,400円で3,000㌧成約した。なお関東鉄源協組は10日、共同輸出入札を行いH2・FAS平均28,060円で2件20,000㌧成約しており、それより660円安い。

■東鉄、7月5日から全拠点で500~1,000円下げ(7月4日)=東京製鉄は7月5日から九州工場は全品種1,000円、その他4拠点は500円値下げした。5日以降の特級価格は、宇都宮26,000円(500円下げ)、田原26,000円(500円下げ)、岡山25,500円(500円下げ)、九州25,000円(1,000円下げ)、高松24,000円(500円下げ)となる。4月5日以降の連続下げで、田原の下げ幅は9,000円(35,000円→26,000円)、岡山は8,000円(33,500円→25,500円)となった。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値、7月6日から一律500円下げ(7月8日)=大同特殊鋼・知多工場建値は7月6日から購入価格を一律500円引き下げた。新断26,000円、HS・22,000円、H2・21,000円、ダライ粉11,000円である。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■現代製鉄、H2・27,000円FOBでビッド。前回と同値(7月12日)=テックスレポートによれば、現代製鉄は7月12日、日本産鉄スクラップのビット(買い呼び値)価格をH2・27,000円FOBなど前回(7月4日)と同値を提示した。その他の提示価格は、H1・28,000円FO、シュレッダー、HSが30,000円、新断バラと同プレス31,000円でいずれも前回と同じ。H2と新断の格差は年初8,000円だったが、足下では4,000円と半分まで縮まった。

■トルコ向け貿易市場は上下動の乱調(7月16日)=7月15日付けのトルコ向け指標価格は米国玉で289.26㌦CFRで7月5日価格に比べ約14㌦下落。欧州玉282.08㌦CFRで同14㌦後退した。なお7月5日付け米国指標は米国玉で303.36㌦CFRで6月28日に比べ約9㌦反発、欧州玉296.18㌦CFRで同7㌦続伸した。これが国際マーケットの底入れ感を支えるかに見えた。ただ、強気材料が見当たらないなかでの浮上のため、関係者からは気迷い感も伝えらていた

■米国・コンポジット価格は228.33㌦で前週比横ばい(7月16日)=7月15日付け東部3都市・コンポジット価格(HMS1)は228.33㌦。前週と同値。各地区価格は、ピッツバーグ230,00㌦、シカゴ220.00㌦、東部の港湾都市フィラデルフィア235.00㌦で3地区とも価格は変わっていない。

■アメリカ7月の国内相場は横ばい(7月16日)=前月比10~20㌦の続落が予想されていた鉄スクラップ7月建値が、直近の輸出相場の急反発などから、結局は6月比横ばいに収まった。米国では夏場は消費後退(夏期電力規制による減産)から弱含みと見る関係者が多いが、一方、「夏枯れ」要因が相場底打ちの要因とも指摘される。

■鉄源協会調べ・H2相場(7月第3週)=関東25,000円(先週25,500円、前年同週33,500円)。▽関西25,250円(先週25,250円。前年同週33,375円)。

■異形棒鋼価格(同・7月第2週)=東西価格共にピークアウト。2週連続下げ。鉄源協会調べによれば、東京72,000円(前週72,000円)。▽大阪67,000円(前週67,000円)

スクラップ関連

愛知県、ヤード規制条例案(19/6/4・朝日新聞)=愛知県は6月3日、自動車解体施設規制条例案を、6月県議会定例会に提出すると発表した。条例案によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。条例が成立すれば15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。条例案は6月定例会に提出され、成立すれば12月1日から施行される。 a