7月26日情報

■市况概説=関西鉄源、輸出・入札H2・FAS28,120円で成約、関東の10日入札価格を上回る。関東地区相場は4ヶ月ぶりに底離れ・反発。東鉄、24日から宇都宮工場だけ500円上げ。

■関西鉄源、輸出・入札H2・FAS28,120円で成約、関東の10日入札価格を上回る(7月25日)=関西鉄源連合会は7月25日第84回の共同輸出入札を行い、丸紅テツゲンがH2・FAS28,120円で5,000㌧成約した。応札は8社38,100㌧。二番札は27,725円でJFE商事、三番札は27,710円でエコネコル。7月2日の第83回入札(27,210円)や10日の関東鉄源入札(28,060円)を上回った。なお積み期は8月19日~9月18日まで。

■東鉄、24日から宇都宮工場だけ500円上げ、その他は据え置き(7月23日)=東京製鉄は24日から宇都宮だけ500円上げ。その他4拠点は5日以来の据え置きのままとした。24日以降の特級価格は、宇都宮26,500円(500円上げ)、田原26,000円(変わらず)、岡山25,500円(変わらず)、九州25,000円(変わらず)、高松24,000円(変わらず)となる。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■関東地区相場は4ヶ月ぶりに底離れ・反発(7月24日)=テックスレポートによれば、東鉄・宇都宮が24日から500円上げに転じたことや関東地区電炉の追随上げなどから鉄スクラップ相場も4ヶ月ぶり底入れ、反発に転じてきた。足元相場は、H2・26,000~26,500円中心。一部高値27,000円。

■鉄鉱石のスポット価格112.52㌦へ後退(7月25日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)7月24日は112.52㌦。23日114.58㌦。22日115.86㌦。19日117.08㌦。7月3日119.51㌦(今年最高値)から7㌦強、下落した。▼6月平均は104.33㌦。14年5月の100.65㌦以来5年ぶりの大台乗せ。5月平均は97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近最安値は15年12月39.77㌦。

■LME鉄スクラップ先物相場(7月25日) ▽7月24日・先物1ヶ月=295.0㌦(前日296.0㌦)。2ヶ月=296.0㌦(303.0㌦)。3ヶ月=302.0㌦(304.5㌦)。6ヶ月=301.0㌦(301.5㌦)。12ヶ月=295.0㌦(290.0㌦)。

■アメリカ7月の国内相場は横ばい(7月22日)=米国の鉄スクラップ7月建値は、6月比横ばいに収まった。ただトルコ向け輸出価格が不安定のため、米国関係者も気迷い状態。夏場は消費後退(夏期電力規制による減産)から弱含みと見る関係者が多いが、一方、「夏枯れ」要因が相場底打ちの要因とも指摘される。

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値。7月6日から変わらない(7月25日)=大同特殊鋼・知多工場建値は7月6日から購入価格を一律500円引き下げた。新断26,000円、HS・22,000円、H2・21,000円、ダライ粉11,000円である。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■米国・コンポジット価格は228.33㌦で前週比横ばい(7月23日)=7月22日付け東部3都市・コンポジット価格(HMS1)は228.33㌦。前週と同値。各地区価格は、ピッツバーグ230,00㌦、シカゴ220.00㌦、東部の港湾都市フィラデルフィア235.00㌦で3地区とも価格は変わっていない。

■トルコ向け貿易市場は上下動の乱調(7月22日)=7月19日付けのトルコ向け指標価格は米国玉で295.04㌦CFRで15日に比べ約6㌦上昇。欧州玉287.86㌦CFRで同5㌦上昇。ここ数週間は上げ下げを繰り返している。▽米国玉=6月20日278.56㌦。6月28日293.98㌦。7月5日303.36㌦。7月15日289.26㌦。7月19日295.04㌦のアップ・ダウン。関係者は「迷走中」とのコメントを出している。

■鉄源協会調べ・H2相場(7月第4週)=関東25,000円(先週25,500円、前年同週33,667円)。▽関西25,250円(先週25,250円。前年同週33,375円)。

■異形棒鋼価格(同・7月第3週)=東西価格共にピークアウト。鉄源協会調べによれば、東京72,000円(前週72,000円)。▽大阪67,000円(前週67,000円)

スクラップ関連

■4~6月粗鋼生産 2,611万㌧(前年同期比1.7%減)・鉄連hp=6月粗鋼生産は878.9万㌧(前月比1.3%増、前年同月比0.4%増)で前年同月比は10カ月ぶりの増加。6月の1日当たり粗鋼生産は29.3万㌧で、5月比4.7%増。4~6月は2,611.1万㌧(前年同期比1.7%減)、1~6月は5,108.2万㌧(同3.6%減)。炉別は、転炉鋼660.4万㌧(前月比0.3%増、前年同月比2.7%増)、電炉鋼218.5万㌧(前月比4.7%増、前年同月比5.9%減)となった。▽熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は4~6月2,257.1万㌧(前年同期比3.6%減)。1~6月4,501.5万㌧(同4.0%減)となった。普通鋼熱間圧延鋼材生産は4~6月1,765.9万㌧(前年同期比2.5%減)、1~6月3,503.7万㌧(同3.6%減)となった。 特殊鋼熱間圧延鋼材生産は4~6月491.2万㌧(前年同期比7.3%減)、1~6月997.8万㌧(同5.5%減)となった。http://www.jisf.or.jp/data/seisan/month.html

愛知県、ヤード規制条例案(19/6/4・朝日新聞)=愛知県は6月3日、自動車解体施設規制条例案を、6月県議会定例会に提出すると発表した。条例案によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。条例が成立すれば15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。条例案は6月定例会に提出され、成立すれば12月1日から施行される。