10月28日情報

■市况概説=現代製鉄、日本玉にH2ベース22,000円FOBを提示、前回と同値。内外共に3年ぶりの安値水準で弱含み・様子見気配が続く。

■現代製鉄、日本玉にH2ベース22,000円FOBを提示、前回と同値に据え置く(10月25日)=テックスレポートによれば、現代製鉄は10月25日、12月末日を船積期限条件にH2・22,000円FOBを提示した。同社が10月10日に提示した買値と同じ。その他の品種も前回と同値。H1・23,000円、HSとシュレッダー25,000円、新断バラとプレス25,500円(いずれもFOB)。H2と新断の格差は3,500円だ。韓国からの買値も模様眺めで保ち合い状態だ。

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値。さらに一律500円下げ(10月25日)=大同特殊鋼・知多工場は25日、購入価格一律500円下げた。新断22,000円、HS・18,500円、H2・17,500円、ダライ粉7,500円。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照してください。

■鉄鉱石10月24日スポット価格86.26㌦(10月25日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)、10月24日は86.26㌦で一進一退。23日85.79㌦。22日85.11㌦。▽今年最高値は7月3日119.51㌦。▼9月平均は90.84㌦。8月90.48㌦。7月115.91㌦。6月104.33㌦。5月97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近安値は15年12月39.77㌦。

■LME鉄スクラップ先物相場(10月25日) ▽10月24日・先物1ヶ月=238.5㌦(前日239.0㌦)。2ヶ月=253.5㌦(254.0㌦)。3ヶ月=253.0㌦(254.0㌦)。6ヶ月=253.5㌦(255.0㌦)。12ヶ月=256.0㌦(254.0㌦)。

■東鉄、購入価格19日以降は変わらず。田原・特級22,000円(10月24日)=東京製鉄は10月19日の田原工場の購入価格500円下げ以降は変わっていない。現状の特級価格は、宇都宮22,500円、田原22,000円、岡山20,500円、九州23,000円、高松19,500円。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■米国・コンポジット価格は182.67㌦で変わらず(10月23日)=10月21日付け東部3都市・コンポジット価格(HMS1)は182.67㌦で前週と変わらない。各地区価格は、ピッツバーグ183.00㌦、シカゴ175.00㌦、東部の港湾都市フィラデルフィア190.00㌦。前週まで2週連続で合計35.66㌦下げ、16年10月以来、3年ぶりの安値に後退したが、今週は下げ一服の気配である。

■鉄源協会調べ・H2相場(10月第3週)=関東21,667円(先週22,667円、前年同週35,333円)。▽関西21,625円(先週21,625円。前年同週34,750円)。

■異形棒鋼価格(同・10月第3週)=東西価格共にピークアウト。東京69,000円(前年同週74,000円)。▽大阪64,000円(前年同週67,000円)

■トルコ向け貿易市場は上昇したが・・・(10月21日)=10月18日付けトルコ向け指標価格は米国玉で245.01㌦CFRで10月14日から約5㌦上昇した。欧州玉は238.11㌦CFRで同じく約6㌦上がった。前週に引き続き11月分の輸入手当てに動いたためだ。ただ、この手当てが一巡すれば、再びマーケットは後退するか、との観測もある。トランプ大統領が、トルコの鉄鋼追加関税を25%から50%に再び引き上げたことから、世界的な景気減速、政治不安から、先行き警戒感も聞かれる。

■関東湾岸相場、弱含み・保ち合い気配(10月22日)=関係者によれば、関東湾岸相場は、内外相場の軟調気配や東鉄・宇都宮の値下げ(4日、9日)などから、1,000~1,500円と大きく下げた後、弱含みで保ち合い気配。現状相場はH2・21,500~22,000円(前週比横ばい)、HS・25,000~26,000円(同)、新断23,500~24,000円(同)気配。

■アメリカ10月の国内相場は下落。底打ち感も(10月21日)=米国の鉄スクラップ相場も米中貿易摩擦の激化から10月度のメーカー・ディーラーの建値交渉は前月比30~40㌦下落した。トルコ向けの輸出相場が上昇に転じたことから、底を打ったとみる向きも多い。ただ11月も炉休を予定しているメーカーも多く、国内需要は期待できない、との見方もある。

スクラップ関連

■米、トルコに経済制裁・解除=トランプ大統領は14日、トルコによるシリア侵攻に対しトルコ鉄鋼への追加関税を25%から50%に引き上げるとしたが、23日、「トルコ政府が今朝、シリアでの戦闘を停止し、停戦を恒久化すると伝えてきた」と説明。ムニューシン財務長官に制裁解除を指示したことを明らかにした。

■9月粗鋼生産805万㌧(前年同月比4.5%減)4~9月5,067万㌧(前年同期比3.0%減)銑鉄生産は9月611.4万㌧(前月比4.6%減、前年同月比2.4%減)。4~9月3,865.5万㌧(同0.4%減)。▽粗鋼生産は9月804.5万㌧(前月比0.9%減、前年同月比4.5%減)。7~9月は2,455.3万㌧(前年同期比4.3%減)、4~9月は5,066.9万㌧(同3.0%減)。炉別では転炉鋼9月606.2万㌧(前月比4.6%減、前年同月比4.1%減)、電炉鋼198.3万㌧(前月比12.2%増、前年同月比5.9%減)となり、前年同月比では転炉鋼は2カ月連続の減少、電炉鋼は7カ月連続の減少となった。

■愛知県、ヤード規制条例=「ヤードにおける盗難自動車の解体の防止に関する条例」(付託委員会・警察)として7月3日可決された。7月5日に公布され、12月1日に施行されるが、届出に関する規定10月1日に施行される。条例によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。

*詳しくは「マーケット分析」「ヤードにおける盗難自動車の解体の防止に関する条例」を参照してください。

http://www.pref.aichi.jp/police/syokai/houritsu/sekou-kaisei/kokusai/yard.html

条文は以下の愛知県警hp(警察条例)を参照してください。

http://www.pref.aichi.jp/police/syokai/houritsu/sekou-kaisei/kokusai/documents/joubunn.pdf

*千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条例

平成二十六年十二月二十五日条例第五十五号

www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/chiba-ken/D1W_resdata.exe?PROCID=1063375931&CALLTYPE=1&RESNO=823&UKEY=1564741395283

(注:警察条例ではなく、一般行政「環境保全 ・廃棄物の処理」として規制している。

*茨城県ヤードにおける自動車の適正な取扱いの確保に関する条例

平成28年12月28日茨城県条例(警察条例)第57号

http://www.pref.ibaraki.jp/somu/somu/hosei/cont/reiki_int/reiki_honbun/ao40019741.html

*茨城県ヤードにおける自動車の適正取扱い確保条例施行規則

平成29年3月2日茨城県公安委員会規則第4号

http://www.pref.ibaraki.jp/somu/somu/hosei/cont/reiki_int/reiki_honbun/ao40019761.html