11月29日情報

■市況概説=関東湾岸相場、海外反発、東鉄値上げなどから続伸、H2は23,500~24,000円へ。

■関東湾岸相場、海外反発、東鉄の相次ぐ値上げなどから続伸(11月28日)=テックスレポートによれば、関東湾岸相場は、内外相場の底入れ、東鉄の相次ぐ値上げなどを受け、上昇。現状相場は前週比500円高。H2は23,500~24,000円に切り上がった。上級品種のHS・27,500円、新断25,500円もそろって続伸した。

■東鉄、27日から全拠点で500円値上げ(11月26日)=東京製鉄は11月14日、19日に続き27日から岡山、九州、宇都宮、田原、高松の全拠点で一律500円引き上げる。この結果、27日以降の特級価格は、宇都宮24,000円、田原23,500円、岡山22,000円、九州24,500円、高松21,000円に改定される。http://www.tokyosteel.co.jp/kb/

■米国・コンポジット価格は202.67㌦で前週と同値(11月26日)=11月25日付け東部3都市(ピッツバーグ、シカゴ、フィラデルフィア)・コンポジット価格(HMS1)は、201.67㌦で前週と同値。3週連続で上げ一服気配である。

■鉄鉱石11月27日スポット価格86.14㌦(11月28日)=中国の鉄鉱石62%スポット価格(粉鉱、Fe62%、CFR)、11月27日は86.14㌦。26日87.70㌦。25日88.01㌦。▽今年最高値は7月3日119.51㌦。▼10月平均は87.57㌦。9月90.84㌦。8月90.48㌦。7月115.91㌦。6月104.33㌦。5月97.57㌦。4月91.56㌦。3月84.32㌦。2月85.23㌦。1月73.52㌦。▽18年の月間最高値は10月74.24㌦。最安値は7月64.07㌦。直近安値は15年12月39.77㌦。

■トルコ向け貿易市場は小幅高(11月25日)=11月20日付けトルコ向け指標価格は米国玉で264.23㌦CFR、欧州玉は257.46㌦CFR。11月15日価格からいずれも約4㌦高。10月第1週の底値(226㌦)から約38㌦上がっている。

■ベトナム向け、国際相場(11月25日)=関係者によれば米国からベトナムのディープシィ―の売り唱えは280㌦CFR超の高値で推移している。しかしベトナム側の買いアイデアは275㌦レベルで横這いとされる。日本産は265~270㌦、香港玉が(H1/H2・50/50)が265~270㌦CFRのため、米国玉は敬遠されている。

■現代製鉄、日本玉に個別商談でH2ベース25,000円FOBを提示(11月21日)=テックスレポートによれば、現代製鉄は11月18日、個別商談を通じH2・25,000円FOBで手当てした。同社は10月31日入札では22,000円を提示して以来、入札の実施を見送っているが、個別商談は進めている。

■大同特殊鋼、鉄スクラップ建値、500円値上げ(11月20日)=大同特殊鋼・知多工場は11月15日に続いて20日から、購入価格一律500円上げた。新断23,000円、HS・19,500円、H2・18,500円、ダライ粉8,500円。10月25日以来の改訂である。▽建値価格はhttps://www.daido-genryo.com/を参照。

■LME鉄スクラップ先物相場(11月28日) ▽11月27日・先物1ヶ月=261.0㌦(前日261.0㌦)。2ヶ月=275.0㌦(270.0㌦)。3ヶ月=272.5㌦(266.0㌦)。6ヶ月=263.5㌦(260.5㌦)。12ヶ月=262.0㌦(256.5㌦)。

■アメリカ11月の国内相場は10月比20㌦で決着(11月25日)=トルコ向けの輸出相場が上昇に転じたことから、米国の鉄スクラップ建値は10月比20㌦上昇で折り合いがついた。湾岸ディーラー強気に転じている。3か月ぶりの上昇。

■鉄源協会調べ・H2相場(11月第4週)=関東22,500円(先週22,167円、前年同週31,333円)。▽関西23,000円(先週22,250円。前年同週29,625円)。

■異形棒鋼価格(同・11月第3週)=東西価格共にピークアウト。東京69,000円(前年同週74,000円)。▽大阪63,000円(前年同週68,000円)

スクラップ関連

■19年生産、10年ぶりの1億㌧割れも(鉄連hp)=10月銑鉄生産は609.6万㌧(前月比0.3%減、前年同月比2.9%減)、1~10月累計6,308.6万㌧(前年同期比2.7%減少)。10月粗鋼生産は815.7万㌧(前月比1.5%増、前年同月比4.9%減)で前年同月比では4カ月連続の減少。1~10月累計8,379.1万㌧(前年同期比3.9%減)で19年粗鋼生産は1億㌧割れの可能性もでてきた。▽炉別では転炉鋼610.3万㌧(前月比0.7%増、前年同月比3.3%減)、電炉鋼205.4万㌧(前月比3.8%増、前年同月比9.5%減)となり、前年同月比では転炉鋼は3カ月連続の減少、電炉鋼は8カ月連続の減少となった。

■愛知県、ヤード規制条例=「ヤードにおける盗難自動車の解体の防止に関する条例」(付託委員会・警察)として7月3日可決された。7月5日に公布され、12月1日に施行されるが、届出に関する規定10月1日に施行される。条例によると、従業員名簿の作成▽買い取り相手の確認▽引き取った自動車記録の保管などの義務が課され、警察官の立ち入り調査ができる。盗難の疑いがある車がヤードに持ち込まれたと判断した場合は、車の保管(10日以内)を命じる。営業停止命令や1年の懲役または50万円の罰金が科される。15年施行の千葉県、17年施行の茨城県に次いで3例目。

*詳しくは「マーケット分析」「ヤードにおける盗難自動車の解体の防止に関する条例」を参照してください。

http://www.pref.aichi.jp/police/syokai/houritsu/sekou-kaisei/kokusai/yard.html

条文は以下の愛知県警hp(警察条例)を参照してください。

http://www.pref.aichi.jp/police/syokai/houritsu/sekou-kaisei/kokusai/documents/joubunn.pdf

*千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条例

平成二十六年十二月二十五日条例第五十五号

www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/chiba-ken/D1W_resdata.exe?PROCID=1063375931&CALLTYPE=1&RESNO=823&UKEY=1564741395283

(注:警察条例ではなく、一般行政「環境保全 ・廃棄物の処理」として規制している。

*茨城県ヤードにおける自動車の適正な取扱いの確保に関する条例

平成28年12月28日茨城県条例(警察条例)第57号

http://www.pref.ibaraki.jp/somu/somu/hosei/cont/reiki_int/reiki_honbun/ao40019741.html

*茨城県ヤードにおける自動車の適正取扱い確保条例施行規則

平成29年3月2日茨城県公安委員会規則第4号

http://www.pref.ibaraki.jp/somu/somu/hosei/cont/reiki_int/reiki_honbun/ao40019761.html