マーケット分析

2018年 鉄スクラップマーケット概観

2018年 鉄スクラップマーケット概観 1 マーケット基本認識のために 1 市中鉄スクラップ総供給と輸出=鉄源協会資料によれば、16年度の鉄スクラップ輸出は864.2万㌧。国内市中(需要家購入量)2662.6万㌧を合わせ... もっと読む »

鉄スクラップ業と「社会的信認」を考える

本稿は現在執筆中の「日本鉄スクラップ業者史」の第四部、 不確かな未来への一章題をHp読者のため抜き書きしたものである。 第四章 ビジネスとしての「社会的信認」 1 鉄スクラップ業者としての立ち位置 ■歴史的承認=鉄スクラ... もっと読む »

復活する金属屑営業条例(3)

第九章 六十年間のまとめとして 金属屑営業条例は、制定の始めに法的正統性が疑われた。なにしろ日本占領の任にあったGHQ時代に、国法(古物営業法)で営業の自由が認められた鉄屑商売に、地方条例(佐世保、山口など)が、敢えて罰... もっと読む »

岐阜県の「使用済金属類営業条例」を考える

復活する金属屑営業条例 第八章 第四波 条例復活・新規制も登場より 1 岐阜県 使用済金属類営業条例を再制定 岐阜県は1957年(昭和32)金属屑の盗難多発を防止するため「金属くず営業条例」を制定したが、98年以降の世界... もっと読む »

復活する金属屑営業条例(1)

本稿は来年(2017年)出版予定の「日本鉄スクラップ業者史」の第一部「金属屑営業条例とリサイクル新法」の序章と第十章(まとめ)の全文原稿案である。なお第二部では「鉄屑カルテルと鉄鋼需給安定法と業者」、第三部以下では「金属... もっと読む »

鉄屑カルテルから鉄鋼公開販売まで(1)

第二部 鉄屑カルテルから鉄鋼公開販売まで 筆者は先に「日本鉄スクラップ史集成」個別史で「鉄屑カルテル及び業者対応史」を世に送った(13年11月)。鉄屑カルテル(需給委員会)と業者の動きを一覧したものだが、当時の鉄屑業者の... もっと読む »

鉄屑カルテルから鉄鋼公開販売まで(2)

その制度 ■法制・独占禁止法 まず鉄屑カルテルが日本の独禁法の形を変えた。 独禁法は「企業の私的な独占及び不当な取引に制限」を禁じていた。その柱が第4条、第5条でわずかに適用除外の例外を認めたのが24条だった。国は鉄屑カ... もっと読む »