「ある朝(あした)に 詩らしきものとコラム」 Ver・2
をこのほど発刊いたしました。
2022年に発刊した「ある日 詩らしきものとコラム」のVer・2です。
折にふれて感じた事象を14行に分かち書き、起承転結で結びました。
情緒纏綿たる「詩」ではありません。
散文詩、もしくは言葉の正しい意味での「述志」にちかいでしょう。
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ある朝(あした)に 詩らしきものとコラム Ver・2 (全160p)
発刊 2024年7月30日
発行所 スチールストーリーJAPAN (steelstory.jp)
定価 1200円(税込み)
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はじめに
私はさきに「ある日 詩らしきものとコラム」(22年7月)を自費出版した。
今、「ある朝に」との標題で、改めて「詩らしきものとコラム」の後を追う。
私にとって「詩情」の世界は遠く、思い屈すれば「志」や「史」の作文に投じた。状況を分析し、命題と判断を仰ぎ、起承転結を求め、私流の「ソネット」の文飾をねらったが、それでもやはり14行に分かち書いた短縮論文に近い。
だから娘は言う。「詩というか散文っぽい。そのまんま父ちゃんや~なって」。
妻はいう「埴谷流のアフォリズムやね」と。「アフォリズムやったら、言葉をもう少し洗練せんとね」と。なるほどと、私も腑に落ち、納得した。
そう。これは「散文詩・・・らしからぬ」また「アフォリズム・・・らしからぬ」もの。・・・さもあらばあれ、以下はそれら断片の記録である。
目次
朝の便りに(詩らしきもの) 4p
対外的発信として・わたる世間に言うべきことはいう(コラム)
1 「舌禍」を招いた関西TVアナに「ツイート全削除」への異論 58p
2 ガザからの便り(「国境無き医師団」の一員) 64p
3 日本の民主主義の内部腐食を直視する 67p
4 カーボンニュートラルの時代のなかで 76p
5 千葉県特定金属類取扱業規制条例と「囲い込み」を考える 83p
日本鉄スクラップ史・「後記」集 104p
「ある日 詩らしきものとコラム」の補遺 122p
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ある日 詩らしきものとコラム (全160p)
発刊 2022年7月30日
発行所 スチールストーリーJAPAN (steelstory.jp)
定価 1200円(税込み)
はじめに
私は鉄スクラップの業界紙記者として40数年在籍し、最後の10数年は編集長として通覧した。役員定年が2013年12月末日。67歳と8カ月。
以来8年が過ぎた。
私は職業としての文章・記述は、厳密に事実に即した。
主観と客観。価値判断と事実認定の峻別にこだわった。
データ分析は、極力再点検し、出所を明らかにした。
しかし法学徒だった私は、最も厳密で「客観的」であるべき法文論理が
(超法規的な「条理」の名のもと)、どのような解釈をも許すとのテクニックを学んだ。
客観的事実はデータの取捨選択、論理配列一つで、主観的にいかようにも編集できる。
職業として「客観的」な記事を書いた私は、(それ故か)日常に戻れば、非論理に跳躍した。
時に詩に泥(なず)み、歌に拘泥(こうでい)し、作文に韜晦(とうかい)した。
以下はその断片の記録である。
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言葉をすくいとる 2020年~2021年 4p
ある時の「つぶやき」として 2015年~2019年 36p
対外的発信(hp)の記録 2016年~2023年 74p
二十歳代の若書きの断片 1970年~ 136p
その終わりに 2023年 154p